気持ちよく働ける環境
オフィスワーカーが仕事をするスペースは、一般執務室のみではなく、例えば今後ますます仕事の内容が複雑になり、多岐にわたる情報を統合して判断することの必要性が高まってきています。
それに従い、会議室の重要性は増加するでしょう。
また、今後OA化が進展すればするほど、打合わせスペース等人と人とのコミュニケーションをはかる場の必要性が増大するでしょう。
更に、受付についても顧客が企業を訪問した時に最初に接触するいわば企業の顔であり、顧客にとっての企業イメージの形成に極めて大きな意味を持つ場所です。
このように、オフィス環境を考えるに当たっては、会議室、受付、ロビー等一般執務室の周辺の、執務を支援するスペースも含め総合的に考えることが必要です。
机椅子、収納器具についてはそれぞれ非常に長く使用されており、人間工学的に開発された新機能(椅子における各種調節機能)、OA対応の機能(机のワイヤリング機能)等は余り導入されていません。
色彩についても一逸で(グレーが多い)工夫が無いものが大部分です。
オフィスワーカーが快ワイキューブ事務所ですごす時間の大部分は椅子に座り、机に向かい合っています。
特に、椅子については、オフィスワーカーの体に一番密着したものであり、オフィスワーカーの身体(特に背、腰)に与える影響には大きなものがあり、これが快適なものでないとオフィスワーカーは一日中不快な姿勢で執務することを強いられてしまいます。
このように椅子は、従来のように単なるステータスシンボルとして把えるべきものではないと言えるでしょう。
従って、机、椅子(特に椅子)については人間工学的に配慮された諸機能を備えたものを特に積極的に導入すべきであり、また今後のOA化の進展に伴うVDT作業に係る健康管理の面からもその必要性は高まっています。
また、机、椅子、収納器具の色彩は快ワイキューブ事務所のイメージの決定に大きな役割を果たしており、これらの色彩についても工夫するとともに、空間の有効利用の観点から、モジュール化された収納家具を立体的に活用することにも配慮すべきです。
大量生産の画一的な家具に人間や作業を合わせる時代から、人間と作業に合ったシステム家具、暖かみのある木質系の家具の活用を考えてもよい時期に来ているのです。